BIMによる建築金物の変革
建築業界では2009年が『BIM元年』と呼ばれています。
また国交省による『2023年までに小規模工事を除くすべての公共事業にBIM/CIMを原則適用』も決定している中、弊社は金物工事業者としてはいち早くBIMへの取り組みを開始しております。
弊社は2014からBIMの取り組みを始め、当初は協力会社と連携しモデルの作成、製作を行い現場に納めてきました。
3Dで確認出来る事による意思決定の速さ、また2D上では読み切れない部分の納まり確認、施工管理など多岐に渡る有用性があります。
またVRや取付シュミレーション動画の作成など他アプリケーションと連携し活用の幅を広げてまいりました。
2020年よりBIM推進部を設置しモデルの製作、管理を行っています。
これにより設計、製作、施工すべてのプロセスでBIMが活用出来るよう社内体制
を整備し、例えBIMに対応していない現場でも自社でモデル化し社内活用でも十分なメリットが出せる体制を構築しております。
さらにクラウドを活用し、3Dを使用していない協力会社の方にも確認いただく事で社外活用も積極的に進めています。
日本でも現在BIMとプログラミング、さらにAIを活用した現場も出てきており、弊社でも新しい技術、
ソフトウェア活用を率先して取り組みたいと考えております。
条件下の中で部材選定、割付等の自動化やこれまで経験や知識に頼っていたものをデータや数値として標準化しモデルに組込み、
人手不足や技術の継承問題等の建設業全体として抱える問題解決も進めていきます。
BIMは建設業界の組織やプロセスまで変えるものです。 弊社の設計、製作、施工まで一貫して行ってきた技術、経験を活かしBIMを駆使 し金物工事だけでなく関わるすべてのプロセスを改善すべく挑戦してまいります。